【問題】治りにくいおでこのニキビについて

スキンケア

おでこのニキビに関して、大人になっても何故か治りにくかったり、むしろ最近ちょっと増えていると感じる方もいらっしゃるのではないでしょうか。もともと、顔の中でもおでこや眉間のTゾーンは、皮脂の多いニキビのできやすい部位です。

大人になってからのおでこニキビは思春期ニキビとは違って、治りにくいと言われています。炎症を起こして悪化してしまう前に、原因をおさえて正しく対処していきましょう。

おでこニキビの原因とケア方法

おでこニキビができやすい理由について

何故おでこニキビはできやすいのでしょうか?顔のTゾーンと呼ばれているおでこや眉間の部分は、顔のほかの部分と比べても皮脂が多く分泌される場所です。

皮脂の分泌量が多いと、毛穴が詰まりやすくなってしまいニキビもできやすくなってしまいます。さらに髪の毛とも接触する機会が多い場所でもあります。

おでこニキビがあると、つい前髪で隠したくなる方も多いと思います。実は髪の毛とは毎日しっかり洗っていても、思っている以上に汚れや雑菌がつきやすいのです。

そもそも、おでこは皮脂も多く、前髪が常に触れている状態なので、自然とニキビができやすい環境なのです。すぐにできやすく、治ってもまた繰り返し発生しやすい、しかも炎症も起こしやすい厄介なニキビ、それが「おでこニキビ」です。

おでこニキビの原因

思春期のおでこニキビは、オイリー肌の方が、思春期特有の皮脂の過剰分泌によって、比較的できやすくなっています。ですが、大人のおでこニキビは、ノーマル肌や乾燥肌の方などの肌質の方でも発症することがあります。

なぜなら、大人のおでこニキビは、皮脂の過剰分泌はそれほど大きな原因とはならないのです。そのおもな原因としては、「食生活」「生活習慣」「シャンプーや整髪料などのすすぎ残し」などが挙げられます。

食生活について

大人になると、仕事上の付き合いや一人暮らしを始めるなど、毎日の食事の中で外食の割合が増えると思います。すると、どうしても油っぽいものや炭水化物を多く含む食事に偏りがちになります。

その結果、肌がオイリー肌へと変化してしまい、毛穴が詰まりやすくなり、どんどんニキビができやすい状態にあんってしまうのです。

生活習慣について

大人ニキビは、ストレスや睡眠不足による、ホルモンバランスの崩れも大きな原因です。大人になると仕事や学校など日常でストレスを感じることが増えると思います。

人間は、寝ている間にストレスや疲労を回復しているのですが、日々忙しくなると「睡眠不足→ストレス→ニキビが増える→さらにストレス→ニキビが増える」など、大人だからこその魔の無限ループにハマってしまうことも多いです。

シャンプーや整髪料のすすぎ残しについて

これは思春期ニキビでも言えることですが、シャンプーやコンディショナーのすすぎ残しも実は原因の一つです。シャンプーは汚れを落とすものですが、すすぎをしっかり丁寧にしなければ、すすぎ残しが髪の毛に残ることで髪の毛を痛めるなど逆効果になってしまいます。

しかも、髪の毛だけでなく、コンディショナーやトリートメントは、コーティング剤など油分を多く含んでいるのもが多いので、そのすすぎ残しが、顔や首や肩などに残っていると、肌へのダメージも大きくなってしまいます。

また、男性はワックスやスプレーなど整髪料を付けることも多いかと思いますが、男性用アイテムの中でも、特にハードタイプなどは、髪の毛から落ちにくいものも多いので、一回のシャンプーでは落ち切らないことも多々あります。

おでこは髪の毛と接触する機会も多い場所ですので、髪の毛のケアもちゃんと行わないと、おでこニキビに繋がってしまいます。

おでこニキビの改善と予防方法

大人ニキビができる理由は、思春期ニキビとは異なります。大人ニキビは、不規則な生活や寝不足などが続き、ストレスも溜まり出すと、ある日突然誰にでもできるのです。

もしかすると、日々忙しすぎたり睡眠が足りていないなど、身体が悲鳴を上げているSOSサインなのかもしれません。心と身体が疲れているときは、免疫力が低下したり、ホルモンバランスも乱れがちになってしまいます。

元気な時はニキビができにくい人でも、おでこニキビができやすくなってしまいます。おでこニキビのポツポツが気になりだしたら、早めに生活習慣や食生活を見直すようにしましょう。

酷くなる前に、毎日の生活で防いでいくことが大切になってきます。

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