【疑問】抜け毛対策と薄毛予防について

頭皮ケア

最近なんとなく髪のボリュームがなくなったと感じる男性の方もいらっしゃると思います。
それはもしかしたら薄毛が進行しているサインかもしれません。
今回は、年齢とともに心配になってくる抜け毛と薄毛の予防について解説していきたいと思います。

薄毛の状態について

薄毛とは、毛穴から生えてくる髪が細くなったり、一つの毛穴から生える髪が少なくなってしまった状態のことを言います。
髪の毛は2寝年~7年の発毛サイクルで成長を繰り返しますが、このサイクルが短くなることにより髪が細くなったり、頭皮が透けて見えてしまうことがあります。
年齢とともに目立つようになりますが、原因としては「ホルモンバランスの乱れ」「ストレス」「頭皮の乾燥」「皮脂の過剰分泌」「薬の副作用」「遺伝」などが考えられます。
食事や生活習慣が原因になっていることも多く、栄養の偏った食事や睡眠不足、運動不足などは特に要注意です。
正しい生活習慣を身に付けることで薄毛の進行を遅らせることも可能になると思います。

シャンプーを正しい方法で行う

薄毛を防ぐためには、頭皮を清潔に保つことが大切ですが、洗い過ぎや洗浄力が強すぎるシャンプーを使うことで頭皮が乾燥してしまうと薄毛につながりますので注意が必要です。
そのため、薄毛の予防には、皮脂を取りすぎる心配のないアミノ酸系のシャンプーがオススメです。
シャンプーの際は頭皮をマッサージするつもりで、指の腹を使って丁寧に洗いましょう。
爪を立てたりブラシでごしごし洗うと頭皮に傷が付いてしまい「乾燥やフケ」「炎症」を引き起こすもとになります。
ブラシを使う時はやわらかいタイプで力を入れずに洗うことを心掛けましょう。

頭皮マッサージで血行を良くする

頭皮が硬くなると、頭皮の血行が悪くなり栄養が髪まで届かなくなります。
新陳代謝も悪くなり、髪の毛が細くなったり抜け毛が多くなるため、薄毛のケアには頭皮の血行不良を改善する頭皮マッサージが効果的です。
頭皮マッサージは血行のよい入浴時に行うのがオススメで、シャンプーの際に頭全体を指の平を使ってマッサージしていきます。
力を入れ過ぎずに適度な強さで、頭頂部や耳の上、後頭部のツボを押しながら行うと抜け毛防止に繋がります。

髪と頭皮に栄養を与える

髪の生育のためにはバランスのよい食事が大切です。
普段から、肉や魚、乳製品、豆製品などに含まれる良質なタンパク質をとるようにしていきましょう。
特に、髪の主成分のケラチンは亜鉛が不足するとうまく合成できなくなるので、抜け毛予防のために積極的に摂るのがオススメです。
毛母細胞に働きかけるビタミン類の摂取も大切で、特にビタミンB2やB6などのビタミンB群は、皮脂の分泌のバランスをとり新陳代謝を促進する働きがあります。
抗酸化力の強いビタミンCやビタミンE、ビタミンAを含む食品も積極的にとりいれていきましょう。

十分な睡眠

抜け毛を防ぐためには十分な睡眠をしっかりと取ることも大切です。
眠っている間に分泌される成長ホルモンが新陳代謝を促します。
成長ホルモンは若さを保つホルモンと言われ、規則正しい睡眠によって正常に分泌され、特に睡眠後30分~1時間位のノンレム睡眠時に多く分泌されます。
毛母細胞の分裂も眠っている間に活発になるため、薄毛予防のためには毎日規則正しい時間にきちんと睡眠を取ることが必要です。
ストレスや運動不足、肩コリなども薄毛のもとになりますので、思い当たる人は生活を見直したり、改善するように生活にストレッチを取り入れるなどして解消しましょう。

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