【動画有り】台風21号の影響で死者11人に。知っておきたい災害時の備え方!

ライフスタイル

25年ぶりの大型台風となる台風21号が上陸しました。地震と違い、事前に台風の規模が伝えられていたにもかかわらず死者11人、負傷者は470人以上も出てしまいました。

たくさんの電柱が台風で折れ、日本の広い範囲で大型停電になっています。停電箇所が広すぎて復旧のめどは未だたっていません。

私は関係ないと備えなかった人と非常品を準備していた人で差が出た今回の台風。実際台風の被害にあった人が準備してて助かったものなくて困ったもをまとめてみました。

予想以上の台風21号の被害状況

大阪を中心に日本各地で大きな被害を受けました。関西国際空港は冠水し、空港としての機能を失ってしまいました。ネットにはたくさんの被害状況があげられています。

停電だったこともあり、自分の家の周りの情報などがぜんぜん入らず情報難民も多かった中、ツイッターの情報がとても役立ったようです。

https://twitter.com/04_0m/status/1036935966391320576

防げた!台風が来る前にできること

台風21号の被害者に聞いた、実際にやっておけばよかったこと、失敗したことをまとめてみました。

出歩かない

これくらいなら大丈夫、と出かけて急に風が強くなり身動きが取れなくなった人、家の屋根が剥がれたからと拾いに行った人などがたくさん怪我をされています。

台風が去るまで外出は控えましょう。そのために公共交通機関はストップし、学校や会社は休みにしているのです。

まただったら大丈夫だと思うのはまちがいです。気流に乗ると簡単に横転してしまいます。しっかりとした建物で台風が過ぎ去るのを待つようにしましょう。

シャッターを閉める

今回風が強く、台風が上陸してからでは窓が開けられる状態ではなくなりました。実際飛来物で窓が割れた家もたくさんありました。

台風上陸前にしっかりシャッターは下ろしておきましょう。シャッfターがない場合はカーテンを締めているだけでもガラスの飛び散りを抑えることができます。

https://twitter.com/kke_mu_joru1/status/1036849514043195392

停電に備える

まる1日以上停電したことはありますか?今回の台風でも停電しても数時間で復旧すると思っていた人も多かったです。広い範囲で停電したため復旧作業に時間がかかっています。1日たった今でも42万世帯がまだ停電したままです。あなたの非常用のグッズは長期停電でも対応できそうですか?

ラジオ

まずは情報の確保です。テレビや携帯は使えません。非常時に携帯電話は連絡手段として必要ですので無駄な電池は使わないようにしましょう。こういう時はラジオが有効です。電池式のラジオを準備しておきましょう。

照明

懐中電灯、ランタン、ロウソクなど明りは必要です。懐中電灯は家族の人数分用意しましょう。子供たちはヘッドライトの方が便利です。ライトの上にペットボトルを置くと部屋中を明るくすることができます。今回この方法がツイッターで拡散されて実践した人も多かったです。

クーラーボックス

夏場は冷蔵庫のものが腐り始めます。停電したらすぐに冷蔵庫の中身をクーラーボックスに移しましょう。クーラーボックスがなければ、開けないほうがいいです。冷気を逃さないようにしましょう。

冷暖房用品

台風の場合、窓もあけることができません。クーラーも使えず、窓も開けられず暑くて仕方がなかったという話をたくさん聞きました。もちろんお風呂も入れないのでさっぱりできません。汗ふきシートうちわなどがあると暑さをしのげます。

カセットコンロ

オール電化の建物では停電になると、ガスコンロも使えません。うちのマンションは最新だし丈夫だから平気と思っていた人が、逆に何も使えなくなって大変でした。せめてお湯を沸かしたりできるようにカセットコンロは準備しておきましょう。

乾電池の予備

停電中使えるエネルギーは電池ですよね。懐中電灯など長時間つけるとけっこう早く電池が切れてしまいます。電池は入れっぱなしだと減っていきますので、外して保管してください。そして、懐中電灯やラジオで使う予備の電池も合わせて用意しておきましょう。

食料の確保

台風21号が上陸してすぐ、地震の経験などからみんな慌ててコンビニやスーパーで買い物をしました。そのため少しで遅れた人は何も買えなかったそうです。自然災害で道路が使えなくなると2,3日食料が届かなくなる可能性もあります。家に数日食べていける食料を準備するようにしていきましょう。

今回の台風は水が止まらなかったのが本当に助かったと言っていました。停電に断水、買いに行っても水が売ってないとなるとどうしようもありません。

赤ちゃんがいる家庭は水がないとミルクを作ったりもできなくなってしまいます。

飲み水は1ケース、あとトイレや掃除用にお風呂場などに水張って貯めておくようにしましょう。

自然災害はいつ起きるかわからない

台風が来るとわかっていたのに、甘くみていたとみんな口をそろえて言います。日本は自然災害がもともと多い国です。改めて今回の反省を生かして防災について考えましょう。

夏と冬では備えるべきアイテムも変わってきます。年に2回季節の変わり目には一度避難用具や備蓄食料の内容も見直しましょう。

 

ピックアップ記事

関連記事一覧